就活で行き詰ってしまったら。新入社員からのアドバイス。
2016/07/02
就活に行き詰ったら
こんにちは。れすポです
最近、通勤途中にぎこちないスーツ姿の青年をみかけることが多くなってきました。彼らの不安と期待が入り混じったような顔をみていると、自分もあんな感じだったなぁと懐かしく思います。
就活生のみなさん、就職活動はうまくいっていますか?私自身内々定が出たのが6月の中旬で、周りより遅れていました。就活は8月から!とか言われながら、実際は水面下で面接が行われていたりして、私の友人たちは5月にはもう決まっていました。
そんなこともあって、早く内定がほしいという焦りを感じていましたが、そんな気持ちとは裏腹に受けた会社はどれも落ちてしまいました。
みなさんの中にも、就活で悩んでおられる方は多いと思います。当初希望していた企業に落ちてしまい、興味の低い分野も受けたけどもダメで、「本当に自分は内定をもらえるんだろうか」と次第に思うようになりますよね。
実際私がそうでしたし、終わりの見えない就活という迷路で行き詰まりを感じていました。
ひとりで悩むより、とにかく人と話そう
就活がうまくいっていないとき、本当に自分はうつになってしまうんじゃないかと思うくらい、落ち込んでいました。
自分でもどうしたらいいのか分からず、ひたすらひとりで悩んでいたように思います。今から考えると、これはよくなかったなと思います。ひとりで考えるという事は、自分の頭しか使えないからです。一つの頭からは一つの考え方しか浮かんできませんし、ネガティブな状況では余計悪い方へ考えてしまう可能性が高いです。
就活で行き詰ってしまったときは、とにかく人と会話してみることをおすすめします。
話す相手は誰でもいいですが、特に同じ就活を乗り越えてきた人生の先輩に聞くのがいいです。それこそサラリーマンの親父さんや大学のOBなどは意外な苦労話を聞かせてくれたりして、「みんな大変だったんだな...」と思えたりします。
「でも話したって何も解決しないじゃないか。」と思われるかも知れません。もちろん、それで内定がもらえるようになるわけではありませんが、自分の頭だけじゃなくて、他の人の頭もつかって考えることで一人では思いつかなかったような考え方を教えてもらえることがありますよ。
私は人と話すことで救われた部分が多々ありましたし、重く考えすぎていたんだなと気づかされました。一人でじっくり悩む時間も大切ですが、行き詰ったときは他の人の頭を借りてみましょう。
行き詰ったら、本をよんでみる
もう一つ、就活時代に大いに助けられたものがあります。それは本を読むことです。
これも先ほどお話しした、他の人の頭を借りるという話につながります。本を読むといっても、私はもっぱら自己啓発系の本に助けられました。自己啓発というとスキルアップや意識を高めるといったイメージがあるかも知れませんが、私は逆に常識に縛られない、こんな道もあるんだよというような本を気に入って読んでいました。
それまでは本を読むなんて読書感想文以来だった私ですが、本の持つ力というのをその時ひしひしと感じました。
本を読んだ後はずっと心にあったもやもやがすーっと消えていき、就活で凝り固まった思考をほぐしてくれました。それと同時に、著者の言葉に力をもらい、「よし、頑張るぞ。」という気持ちをもつことができました。
本というのは音楽と同じで、人それぞれの好みがあります。ですから、自分が面白そうだなと思える本を読んでみて下さい。きっと心の雲を晴らしてくれる本に出会えるはずです。余談ですが、面接対策!とかSPI対策!の本は、内容が薄くしょうもないことしか書いていない本も多いので、選ぶ際は気を付けて下さいね。