自由と孤独を愛する 20代WEBエンジニアのブログ

孤独で自由な生き方、会社に依存しない生き方を目指すエンジニアのブログ。人生はわがままに、好きなことして生きてこそ価値がある。プログラミング、転職、そして自由な生き方について書いてます。

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会社やめる 自由な生き方

入社9ヶ月で会社を辞めてITエンジニアになった

入社1年と持たず会社を辞めたゆとり新入社員

エンジニアのPC

悩みになやんだ結果、新卒で入った会社をやめることを決意したのは去年の11月のこと。

半年以上たった今でも、あの頃のことを時々思い出す自分がいます。

私が入った会社は、その業界では名の通った会社で、社員数は2000人ほどもいるなかなかの大企業でした。また、同時に典型的な古い価値観を持った日本企業でもありました。

まわりの同期たちは名だたる有名大学の出身者ばかりで、私の学歴で入社できたのはほとんど奇跡のようなものでした。はたから見れば幸せ者でしたが、まさかそれが地獄への入口だったとは。誰が想像できたでしょうか。

今は業界も全くちがうITの世界で、新米エンジニアをやっている自分がいます。


無自覚のゆとりだった大学生時代

私はまさにゆとり世代真っただ中で育ち、とうとうそのまま社会人になってしまったのですが、それまで自分がゆとりなのだという自覚はほとんどありませんでした。

「世間はとかく「ゆとりは、ゆとりは」と言いたがるけど、自分はそんなに甘やかされて育ってきたわけでもないぞ。大学は国公立に現役合格できるくらいは頑張ったし、留年もしなかった。それなりに悩み、辛いことだってあったんだ。」

実際、今ふり返って見てもベタベタに甘やかされていたとも思いません。家は貧乏でしたし、なんでも買い与えてもらえるような経済的ゆとりもありませんでした。

大学では周りがボロボロ留年していく中(工学部だったこともあり)、単位は余裕をもって取り、4回生の時点ではほとんど授業を取らなくてもいいくらいになっていました。

「世間が叩いてるゆとりってのは、親の金を食いつぶしても平気で留年していく、こういう奴らのことを言うんだろう。でも、俺はちがう。

端的に言うと、そんな風に思っていたと思います。


ゆとりのまま社会人になってしまった新入社員

そんな「真面目で、ちゃんとしている」はずだった自分が、本物のゆとりだったことに気づいたのは、新入社員になって半年ほど経った頃でした。

「期待してたより大きい会社に入れたし、よかったな。」

「とにかくここで働いてれば安泰だろう。給料も福利厚生も安定してるし。」

「...あれ、おかしいな。いい会社に入ったはずなのに、なんでこんなにしんどいんだ。

これ以上ない安定した大企業に入り、順風満帆な人生が保証された。その事実とは裏腹に、毎日がなんともしんどく感じられました。

そこでようやく、自分の甘ったれ度に気づいたのでした。

レールに乗っていれば安全に目的地まで運んでくれる乗り物が、人生にはあると、本気で思っていたのです。


ゆとり新入社員、精神的にやられる

そんな甘々な考えをなんの疑いも持たずに生きてきたゆとりは、社会に出て洗礼を受けることになります。

「みんな、信念や目的があってこの会社に入ってきているのか...」

興味のない仕事は、こんなにもやってて辛いものなのか...」

ゆとりでなければ、とうにそんなことは考えた上で就職活動をしているのでしょう。ですが私は違いました。

より条件のいい会社に入り、将来給料も上がって安泰に暮らせることこそが正解であり、幸せだと信じていました。ゆとりと言うと抽象的ですが、ようは「自分の人生について本気で考えていないバカ」だったのだと思います。

そんな超受け身で入社した自分は、周りとの意識の違いにギャップを感じ、徐々に元気がなくなっていきます。

原因はまあ、色々あったのですが、最終的にはあと一歩で精神科にお世話になるんじゃないかと言うところまでいっていたと思います。わけもなく涙が出る、そんなことがよもや自分に起こるとは思いませんでした。


20代になってようやく、自分の人生を生きることを決意する

問題はわかっていました。

私は、周りが正しいとすることを自分の人生にも当てはめ、周りから正しいと言われる人生を送ってきていたのです。

自分はどうしたいかではなく、周りがよしと言ってくれるかどうか。それが私の人生の基準でした。

大学生までは、その基準を持ったまま生きてこれたのです。精神を病みそうになってようやく、そのことを直視せざるを得なくなりました。

取り返しがつかなくなる前にと、私はたった9ヶ月で新卒入社の会社を辞め、今は本当に自分が興味の持てるプログラミングの分野で仕事をしています。

この業界で半年ほど経ってみて思うことは、「あの時やめる決断をしていて、本当によかったな」と言うことです。

よく、「どこの会社に行ってもつまらない仕事はあるし、嫌な奴はいる。転職したって根本的なところは変わらない」なんてことを言う人がいるかと思いますが、これは嘘っぱちなんだな、と言うこともわかりました。

業界や会社によって、職場の雰囲気というものは全く異なりますし、自分の興味が持てる分野に転職したなら、あらゆることが変わります。

そもそも、そこらへんのおじさんの言うことなど気にする必要なんてないのですが、もし、そう言うつまらない言葉に惑わされそうな人がいたら、僕の言葉を信じてください。

間違いなく、変わるし、変わることができます。

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