派遣エンジニアとして働くって実際どうなの?【実体験】
エンジニアが派遣で働くってどうなの?
どうも、WEBエンジニアのれすぽです。
私は未経験からエンジニアになり、今ではフルリモートの副業でも月に15万ほど稼ぐようになりました。
ですが、最初私はSES会社の社員として、つまり派遣エンジニアとして働いていました。今回はそんな派遣時代の経験から、エンジニアが派遣で働くことについてお話ししたいと思います。
派遣エンジニアはかなり気楽な働き方
最初に私の派遣エンジニアのイメージを言ってしまうと、とても気楽な働き方ということです。
派遣エンジニアとはその名の通り、お客様の会社に派遣されて働きます。なので、派遣先の社員にとっては「外部の人」という感じになります。
この「外部の人」というポジションが実はかなり楽な立場で、基本的に責任の重いやっかいな仕事は振られません。また、社員ではないので、システムでトラブルがあっても、深夜まで残業する義務はありません。
一言でいうと、楽です。面倒な事は社員がやってくれるので。
正社員として働いていれば、ミスしたら責任を負わされたりしますが、派遣エンジニアにはそういう煩わしさがありません。
最悪、大失敗しても次の派遣先に移ってしまえば1からスタートできますからね。
派遣エンジニアは休みも自由にとりやすい
派遣エンジニアは休みも取りやすいです。
なぜかというと、派遣先では「よその会社の人」になれるからです。派遣先も、よその会社の人に「休みます」と言われて何も文句言えないですよね。
自社の社員なら、「その日は休まないでくれ」と言えますが、派遣エンジニアにはそんなこと言える筋合いがないのです。なので、基本的に派遣エンジニアは自由に休みが取れます。
実際に、私の会社に派遣されてきているエンジニアは、「平日に海外旅行に行く」という理由で5日ほど連続で休んでましたが、もちろんこちらからは何も文句を言える筋合いではありません。別会社の人なので。
そんな感じで、派遣エンジニアは休みが取りやすいです。
最強の言い訳「社用で」が使える
これが正直、派遣エンジニアの特権だと思っているのですが、「社用で」といっておけば割となんでもできちゃうところがあります。
どういう事かというと、
- 疲れたから明日は午後出社したい
- 土日地元に帰るから金曜休みたい
- 平日昼間のイベントに参加したい
みたいな時に、「社用で」休みますとか、「社用で」午後不在にしますとかいっておけば何も文句を言われません。
社用って何かっていうと、「自社の用事」です。これは最強の言い訳です。派遣先は「社用」と言われると何も言えないのです。黙って認めるしかありません。
とはいえ、あまりにも乱用しすぎると怪しまれるので、用法用量は守りましょう。私の体感としては、月に2回使うぐらいなら適正範囲だと思います。
毎週とか使ってると、さすがに自社に確認の電話が行く可能性もあるので注意です。
でもうまく使えば、平日に自分の行きたいイベントに参加することもできますし、平日に休みを取ることもできます。
これって相当人生の自由度が上がるので、本当にこの「社用で」が使える派遣エンジニアは羨ましいです。私は今は社員になってしまったので使えません...笑
嫌な職場はすぐに変えられる
あと、派遣エンジニアだと、嫌な社員がいたり合わない現場だった場合はけっこう簡単にやめられます。
やめるといっても、次の現場に移るだけなのでノーダメージで職場を変えることができます。
基本的に、自社の営業の人に「今の現場は合わないです」とか「もっとWEB開発できる現場行きたいです」とか言えば他の現場を探してきてくれます。
これも、正社員で社内エンジニアとして働いていたら、もしブラックな会社に当たってしまったとしても簡単にはやめれませんよね。
その点、派遣エンジニアという「外部の人」という立場は働く環境を選べるフットワークの軽さがあります。
現場を変えていく中で、逆に気に入った現場があれば、そこに引き抜かれて正社員になることもできますしね。実際に私はそうなりましたし。
派遣エンジニアは誤解されやすいけど実はメリット多いよ
派遣というと、それだけで不安定とか給料安いとかイメージ持たれがちですが、エンジニアの場合はそんなことありません。むしろけっこうホワイトな働き方ができます。
それにSES会社の派遣エンジニアって、正社員ですからね。客先に派遣されるから派遣エンジニアといっているだけで、実際は正社員のメリットも享受できます。
定時に帰れるし、休みも取りやすいし、正社員としてまとまった給与も支払われる。それが派遣エンジニアという働き方です。
デメリットとしては、責任ある仕事を任されないこと、単価の大部分をSES会社にもってかれること等がありますが、それを差し引いてもアリな働き方だと思っています。
私がおすすめするのは、最初は派遣エンジニアとしていろんな現場回って、いいとこがあったらそこに正社員として入社してしまう事ですね。
そうすれば会社選びで失敗する可能性も低いし、いろんな会社の内部を知ることができます。なので私の結論としては、派遣エンジニアは選択肢として十分アリだと思います。
派遣エンジニアって実際どうなの?と思っている方は、参考にしていただければと思います。
今回は、以上です。