エンジニアの給与交渉は強気でいこう【現役WEBエンジニア】
2019/06/15
エンジニアは強気に給与交渉すべし
どうも、WEBエンジニアのれすぽです。
私はプログラミング未経験からエンジニアになり、経験1年でリモート副業でも月15万ほど稼ぐようになりました。
今回はそんな現役WEBエンジニア目線で、エンジニアの給与交渉について考えていきたいと思います。
選択肢が複数ある状態で交渉する
私はまだ開発経験1年ほどですが、エンジニアになってからすでに一度転職を経験しています。その際は給与交渉を行い、年収を引き上げることに成功しています。
その時の成功体験から分かっていること。それは選択肢が複数ある状態で給与交渉に臨むということです。
選択肢がない状態での交渉はまずおすすめしません。
選択肢があるとはどういうことか。簡単にいうと、「給料上げてもらえないなら他に行きますね」といえる状態にあるということ。
具体的にいうと、今働いてる会社で給料上げたいなら転職先の目星があっていつでも辞めれる状態ということであり、転職で給与交渉したいなら他にも有力な転職先がある状態ということです。
心理的に相手より優位に立つ
選択肢が複数あると、心理的に優位に立つことができます。これが重要。
「上げてもらえないなら他行きます」といえる状態で臨むこと。なんども言いますがこれが給与交渉を成功させるための一番のポイントです。
なので、間違っても「ここしかない!」という気持ちではいけません。その時点で交渉は失敗することが決定してしまっているも同然。
交渉とは、まさに心の探り合いであり、少しでもスキや弱さを見せてしまうと途端にナメられます。ナメられるとはこれすなわち交渉の失敗を意味します。給料は上がりません。
「ここがダメでもあっちがあるし」な状態にまずはなりましょう。有力な転職先の候補をいくつかリストアップしておくことが必要です。
交渉中はポーカーフェイスを忘れない
選択肢を複数持った状態なら、心理的な余裕があるので堂々と交渉の場に現れることができるでしょう。
「この交渉を無下にするならこちらにも考えがある」といったオーラをまとわせて入室します。あくまでも毅然とした態度で。おどおどしてはいけません。
そして肝心の給料の話になっても、ポーカーフェイスを忘れないようにします。もし思っていたよりも高い給与を提示されても顔をほころばせてはいけません。
もちろん、納得のいく給与であればそれで合意してもいいでしょう。
でも、少しでも低いと思ったらぜったいに妥協してはいけません。「想定していたよりも低いですね...」と真顔で落ち着き払って言うようにします。キッパリと「低い」といいましょう。うーんとか唸るだけではダメです。
もしそういって、「これ以上出せないんだよね」と言われたらその会社は諦めます。その会社は「そんなにあなたを欲しいと思っていない」と言っているも同然だからです。
本当に採用したいのであれば、少なくとも「いったん相談してみます」ぐらいはいいます。私の場合はそう言われて結果的に給与がアップしました。
給与は現実的な額を提示するようにする
「ではいくらくらいをお考えですか?」と聞かれて、ここぞとばかりに高い額を言ってしまっては全てが水泡に帰すことになります。
希望の給与は現実的な額を伝えるようにします。
具体的な目安でいうと、提示された給与の10~20%上乗せしたぐらいがちょうど良いと思います。20%を越えると現実的ではないと思われて、交渉決裂となってしまう可能性が高まります。
こちらが「低い」と思っていても、相手の会社にも予算や想定年収というものがあります。相手の立場も忘れないことが大切。
エンジニアは給与交渉すべし
どこの会社も、エンジニアが思っている以上に人材不足に悩まされています。この好機を逃してはいけません。
エンジニアは転職する際には、給与交渉することをおすすめします。
相手の足下を見るといえば聞こえが悪いですが、何も言わないでいると安く買い叩かれるのがエンジニアです。こちらも戦って権利を勝ち取らねばならないのです。
なので、強気に交渉しましょう。
ポイントは選択肢を複数作って余裕を持つこと。そして面接では冷静に、低いなら低いとキッパリ伝えることです。
本当に欲しいと思われているなら、相手も考えてくれます。
追いかけるのではなく、追いかけてもらえる立場で交渉しましょう。「上がらないなら他行くけど?」の雰囲気を醸し出しましょう。
買い叩かれてエンジニア市場の相場を下げることは、業界で働く他のエンジニアの給料を下げることにもつながります。高い給与で働くことは正義なので堂々と交渉して上げていきましょう。
というわけで、今回は以上です。