人に胸を張って言える好きなことがなかった
好きなことに目を背け続けてきた自分
どうも。れすポです。
自由な人生を目指して5月から始めたアフィリエイトですが、一向に報酬が発生する気配がありません。
初心者で初めて、数か月で何万とかいってる方たちはどんな作業をされてるんでしょう。
少なくとも、現在の私は月に1000円稼ぐというだけでも夢のように遠く見えます。
まあ、たとえ儲からなくてもブログで自分の考えを表現していくのは自分にとって大切なライフワークになりそうなので、稼げないからやめるということはないですが。
それにしても、最近はやりたいことが多すぎて時間がいくらあっても足りません。
人生をかけて打ち込んできたものが無かった
恥ずかしい話ですが、私は大学で何に熱中していましたかと聞かれて、答えられるものがありません。
一応公立大学をストレートで卒業しましたが、勉強も単位が取れればそれでいいという典型的なダメ大学生でした。そのくせ、何か他に夢中になっていたということもないのです。
大学では軽音楽部に入っていましたが、実はもうその頃にはギターに対する情熱をあまり持てなくなっており、適当にコピーバンドを組んでJPOPを弾いていました。
家に帰ると晩御飯も食べずに夜遅くまでギターを練習し続けていた高校生のころとは違い、惰性で続けているような感じでした。
音楽系の部活はひときわ進級率が低く、大学では音楽にのめりこんで留年しているやつがたくさんいました。今思えば、彼らは正しい生き方をしていたんじゃないか、そう思えます。
勉強も趣味も、中途半端に"そつなく"こなし、安定した会社に入った私は、自分がなにも持っていないことに気づいてしまいました。
今までの人生で、自分が「これだけは」と言えるものはなんだろう。そう考えてみると、どうしても残酷な現実に突き当たってしまいます。「何もない」のです。
大学を留年せずに卒業し、いい会社に入ること、それが正しい生き方なんだ。そう思って「本当はやりたかったこと」「目指してみたかった夢」を捨て続け、現実的に、安定的に生きてきた私には、何も誇れることがなかったのです。
就職してからようやく気付く
音楽に明け暮れ、留年していくやつらを私は下に見ていました。単位のために勉強することさえ放棄し、親の金を消費して好きなことばかりしている人間をとても尊敬などできませんでした。
自分はこいつらとは違う。音楽をやりながらもちゃんと単位は取って、絶対に留年なんかしないというプライドを持っていたんです。
ですが、その割に私は何に関しても中途半端でした。バンドはライブ前にささっと練習してそれなりに弾けるようにする、勉強はテスト前に徹夜して点を取る方法だけ頭に叩き込む。
こんなことをしていて、何も残るはずはありませんよね。うまく乗り切ること、ただそれだけが上手くなってしまっていました。
会社に入ってから自分の人生に向き合うようになり、ようやくそのことに気付いた私は、「このままでは生きている意味がないんじゃないか」と、そう思うようになりました。
しにたいとか、そういうことではないです(笑)ただ、世間や他人が作り出した「常識」や「当たり前」や「正しいこと」に従ってこの先生きていくことに、とても違和感を感じるようになったのです。
「これだけはゆずれない」と言えるものがないまま、ただ生きている未来の自分を想像すると恐ろしいとさえ思いました。そして、たとえレールを外れても自分の好きなことに打ち込んでいる人たちが眩しく、そしてとてつもなく羨ましく思えるようになってきました。
文章で自分の思いを表現するブログに出会う
そんな時に出会ったのが文章を書くことでした。
満員電車に揺られながらネットを見ていたとき、なんだか会社からの給料以外の収入を得て自由に生きている人がたくさんいるらしいということを知りました。中には本業よりも稼ぐようになってしまい、会社を辞めたという人もいました。
最初はよくあるネット上の怪しい話かと思っていましたが、調べれば調べるほど信憑性は増すばかりでした。彼らが例外なくやっていたのは、「アフィリエイト」というネットビジネスでした。
聞いたことはありましたが、「詐欺師の商売」というイメージしかありませんでした。ただでさえ堅実に生きてきた自分にとって、こういう「うまい話」はすべて嘘だという先入観があったのです。
しかし、「どうやらそういう類のものではなさそうだぞ」と気付くのにそれほど時間はかかりませんでした。なぜなら、みんな苦労して、試行錯誤しながら長い時間をかけてようやく収入を手に入れていたからです。イメージしていた「楽して稼げる」とは正反対のビジネスだったのです。
今までの生き方を悔やんで、もっと好きなことをしたいと切望していた私にとって、アフィリエイトとの出会いは衝撃的なものでした。その日はものすごくワクワクした気持ちのまま会社に出社したことを覚えています(笑)
お金を稼げるというのも魅力的でしたが、それ以上に自分の書いた文章を通じて自分の考えを発信していくことができるというのがとても面白いなと思ったんですね。
私はそれまで文章を書いたのは小学校の夏休みの作文と、大学のレポート・卒論ぐらいで、無料ブログもやったことはありませんでした。それでも直感で、「これは自分が好きになれることだ。」そう思えました。
文章は下手だし、語彙もない。それでもただ「好きだから」という気持ちで始められたんです。そして、それが自分にとってなによりも大切なことだと思えた。
どうしても諦めきれない自由を、このブログで追いかけていきます
私はこのブログを通じて、自由に人生を生きていく事、そのことについて自分が思ったことを発信し続けていきたいと思います。だれも見ていないかもしれない、それでも、たったひとりでも、共感してくれる人がいてくれればそれでいい。そう思っています。
そしていつか、「自由に生きる人」をもっと増やしていけるような活動がしたいと、漠然と思っています。自分のような悩みをもって、不自由な人生に苦しんでる人を「自由に生きる人」に変えていきたい。
そのためにはまず、自分自身で自由な生き方ができることを証明しないといけません。だから、僕は自由に生きることを諦めません。どれほど遠い夢だとしても、やっと見つけたその夢に、もう背を向けたくはないんです。
諦めるときは、人として生きることを諦めたときになるでしょう。生ける屍、リビングデッドとして生きていく人生を選んだ時です。
今のところ、そうなるつもりはないので、書くことはずっと続けていきたいと思います。
お金にならなくてもいい、もう好きなことを捨てたくはない。今はただ、そう思っています。