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就活 自由な生き方

なかなか内定が出なかった就活時代。新入社員が振り返ってみた。

2016/07/02

自分の就活履歴

どうも。れすポです。

うちの会社では、すでに来年度卒業の学生に内定を出しているようです。考えてみれば、自分も去年の6月にようやく初めての内定が出たんだったな~と思いにふけりました。

そんなことで、今日は自分の就活時代を振り返ってみようと思います。

夏のインターンシップ

インターンシップに参加した学生

私の就活は、大学3年生の夏に参加したインターンシップから始まりました。インターンシップに応募するなんて意識高い学生みたいですが、全然そんなことはありません。授業をサボったことは数知れず、あまり大きい声では言えませんがテスト中にカンペを見たことも何回かあります(笑)

そんな一般的なくず大学生(なんじゃそりゃ)だった私がなぜ、インターンシップなどという意識高い系学生の集まりに参加したのかというと、仲のいい奴が意識高い学生だったからです。その彼(仮名:伊澤)はなんとしてでも大企業に入ってやるという野望を持っており、そのために単位をすべてとることはもちろん、成績にもこだわっているようなガチ勢でした。

伊澤とは2回生の時から実験レポート作成(理系でした)で協力するようになり、大学ではよく行動を共にしていました。3回生の夏、伊澤がインターンシップに行こうかなと言い出しました。存在は知っていたものの、周りで実際に行くという話を聞いたことが無かった私は、心の中で「(がんばるねぇ~)」と斜に構えて見ていました。ですが、あと少しで就活なるものが始まるのかと少なからず危機感を抱いていたのも事実です。

しかしそこはさすがくず大学生の私です。2,3日したらきれいさっぱり忘れていました。きっかけとなったのは伊澤が「今日インターンの応募締切だった」という話をしていたことです。それを聞いた私は「そういえばすっかり忘れてた!」とよく分からない焦りを感じ、大学から帰って1時間くらいの即席で作成したエントリーシートを送ったのでした。

あて先は伊澤と同じ企業です。意味わからないですよね。なんかもう衝動にまかせてとりあえず出したって感じです。

なぜか通過するエントリーシート

そこそこの大企業だったのですが、なぜか通過してました。応募動機を1000字ぐらい書く欄があって、時間がなかったので見直しもせず送ったのですがなぜか通過。まあもともと文章を書くのにはそれほど悩まずに書ける方だったのもあるかもしれませんが、いまでも不思議です。

そんなことでインターンシップなるものに参加することになり、3回生の夏休み2週間は社会人体験をしました。

雑用ばかりやらされるインターン生

とはいうものの、やったことと言えば資料整理やWordでのとても簡単な文書の修正作業などです。一言でいうと雑用です。そのほかの時間は、こんなことやってるんだよーとプロジェクトの資料を読ませてもらったり。まあ、遊んでました(何しに行った)。

ただ、2週間ずっとオフィスに机をもらって過ごしていたので、会社という組織の雰囲気はなんとなく肌で感じることができましたね。あと、地味によかったのはスーツを着るのに慣れたことでした。成果としてはそれくらいです。

志望動機という名の思い込み

そんなこんなで、意味があったのかなかったのかわからないインターンシップを終えた私は、「とりあえず行動した!」と満足してそれからは普段通りでした。伊澤はその後もほかの企業のインターンに参加したり、OB訪問にいったりいろいろやってたみたいです。すごい行動力です。

そしてとうとう4回生になり、就活スタートです。恐ろしく早くからバリバリ行動していた伊澤は、なんと4月には第一志望の内定をもらっていました。スタートしたと思ったら隣のやつはゴールしていたという状況です。

こうなったら嫌でも焦らされますよ。負けていられない!といろんな企業にエントリーしました。ですが、私には致命的な問題点がありました。やりたい仕事がなかったのです。「伊澤はこれがやりたい!」というのがはっきりしていましたが、私は「なんとなく興味がある気がする」という何ともあいまいな動機しか描けなかったのです。

志望動機が浮かばない就活生

ですが、就活では興味のある会社があり、志望動機があるのが当たりまえのように扱われます。「やりたい仕事がない」なんて言ってたら呆れられてしまいますし、就職することもできません。まず、志望動機が書けないとエントリーシートを提出することさえできませんからね。

ですから、「自分は電気系だからこういう業界に興味があるんだ!」と思い込んで就活していました。今から考えても完全に思い込みで、実際は全くといっていいほど興味なんてなかったんですけどね。

今もし就活生の方は気を付けてください。思い込みの志望動機で入社すると、なかなか悩ましいことになりますよ。今の私のように(笑)

終わりの見えないトンネル

思い込みは所詮思い込みなんですよね。本心から思っているわけではないので、熱意のこもった動機は書けず、歴戦の人事達には通用しません。正確には、書類までは結構通してくれます。ですがその後の面接で簡単に暴かれてしまいます。

実際、提出したエントリーシートはほぼ通過しましたが、1次面接、2次面接でどこも落とされました。書類は通るからタチが悪いんですよね。2次面接までいったら、正直「これはいけるんじゃないか!?」と期待してしまうものです。それでサイレントお祈りされるわけですから、嫌でもダメージを受けます。

内定が出ず、ぼんやりする就活生

気づけばストックしていた持ち駒はなくなり、精神的にも疲れてきます。更に悪いことには、周りでも内定をもらったという声がチラホラ聞こえてくるようになり、ダブルパンチを食らいます。このころは自分でも鬱になってしまうんじゃないかと本気で心配するほど、精神的にまいっていました。

「本当に自分は内定をもらえるんだろうか」と考え始めると、暗いトンネルに迷い込んだようで、終わりが見えませんでした。自分では楽天的な方だと思っていたのに、その時はネガティブな考えばかりが頭を巡っていました。

長いトンネルにも、突然終わりが来る

そんな感じで、最後の方はとにかく内定を1つでも獲得することが目的のようになっていました。とにかく、安心したかったですね。もう自分に合った会社とか言ってる余裕はありませんでした。

なので、本当に小さな町工場(従業員10数人)の説明会にも行ったりしました。行ってみてどうも合わないと感じたので選考は受けませんでしたが、それくらい内定獲得に必死になっていましたね。

その頃から、就職しない生き方なんかをネットとかで調べるようになっていました。就職という選択肢しかないと考えると、プレッシャーに押しつぶされそうになったからです。逃げ道を考えることで何とか精神を保っていました。今から考えると「深刻に考えすぎ。いくらでも道はある。」と言ってやりたいですが、当時はそんな考え方ができませんでした。

内定の連絡を電話で受ける就活生

そんな辛い就活にも、突然終わりがきます。夏にインターンシップに行っていた企業から、内々定の電話があったのです。

実は、インターンに行った企業の選考も受けており、面接がボロボロなのにもかかわらず最終面接まで進んでいました。ですが、内定直前でいくつもお祈りされてきていましたから、「どうせダメだろう」と思っていた矢先のことでした。

正直、面接ではその会社のやっていることを聞かれてうまく答えられなかったレベルなので、インターンシップに参加していたのが大きな要因だと思います。というか、それしか考えられません。

就活とは不思議なもので、力を入れて頑張ったところは落ちて、面接の練習もロクにやらなかったとこが受かったりするんですよね。少なくとも私はそうでした。

そんなこんなで、私の就職活動は終了します。今までの人生の中でも、かなりしんどい時期だったと思います。もう二度とやりたいとは思いません。


就活振り返りまとめ

以上、私の就活履歴をつらつらと書きつづってきました。同じような境遇で悩んでいる就活生の方も、きっといるんではないでしょうか。

私の就活内容を読んでもらってわかる通り、どうすれば内定が出るとか、そういったことはアドバイスできません。ですが、ひとつだけ参考にしてもらいたいのは、就職することだけが人生ではないという考え方を持つことです。

これは、入社してから思えるようになったことです。私は今、会社に依存せずに生きていく方法を模索しています。せっかくの人生、誰が何と言おうと好きなことをして生きていかないと意味がないと思ったからです。

無理やり作った「やりたいこと」では、一生我慢の人生で終わります。もし今就活中ではっとした方は、自分に素直になって「本当にやりたいこと」は何か、見直すべきだと思います。私は最後まで自分に正直になれず、ここまできてしまいました。就職してからでも遅くはありませんが、気づくのは早い方がいいですからね。

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