仕事に行くのが辛すぎるなら「今日もいい日だ」と嘘をつく
2018/11/27
鬱になりそうなぐらい仕事が嫌ならやめるべき
最初に言っておこう。
仕事が嫌で嫌で、今にも鬱になりそうならさっさとやめるべきだ。
仕事ができるようになるためには、確かにストレスを感じながら、悔しい思いをしながらじっと頑張る時間が必要だ。
でも、鬱になるのは異常なことだということを忘れてはならない。
鬱になるというのは、体がこれ以上ストレスに耐えられないと判断して、自分の精神を守るために働く防衛反応だ。もうこれ以上ストレスに晒されれば死んでしまうと体と脳が判断したから、鬱になるのだ。
この平和な日本において、そんな過酷な状況があるとは驚くべきことではないか。
食べる物がなくて死ぬなんて事がほとんど起こりえない、世界で最も安全と言われるこの日本で、死の間際まで追いやられている人たちがいる。
しかも、それは過酷なサバンナなどではない。エアコンの効いた快適なオフィスで起こりうる事なのだ。
1社でしか働いたことがなければ、一回試しに転職してみれば
それぐらい気楽でいい。
転職することを一世一代の大博打と考えている人は、冗談ではなく結構多いのではないだろうか。
「もし失敗したら、もう人生終わりだ」
なんて本人にとっては真剣な悩みなのだろう。それは否定しない。
だがあえていうと、転職して会社を変えることなんてこれからの時代は当たり前だ。というより、会社に勤めて働くことが仕事だと考えていては逆にこれから置いてけぼりになるだろう。
これからは個人が主人公となる時代。「株式会社じぶん」だ。
脱線してしまう前に話を戻すと、転職なんて大したイベントではない。かくゆう自分も初めて転職するまでは正直腰が引けていた1人なのだから偉そうなことは言えない。
でもこれだけは言える。
興味も持てない面白くもないストレスだらけの仕事なら、自分のやりたい業界に全くの未経験から転職してしまった方が100%、幸せになる。これだけは断言していい。
なぜなら、私がまさにその通りの人生を歩んでいるからだ。
崖から飛び降りるのは、誰しも勇気がいる。誰でもできるわけではない。
だが転職に関して言えば、そこは崖ではなく、すでに地に足が付いているのだ。実は地に足がついているのに、「落ちてし死んでしまう!」と怯えている。
いちど手を離してみれば、わかることだ。
辛い通勤を耐え抜くなら、「今日もいい日だ」と嘘をつこう
「今日もいい日だ!」
と一日一回は言おう。
どんなに寝起きが最悪でも眠たくても、寒くて布団から出たくなくても会社の上司が最悪でも会社に行きたくなくても、毎日言おう。
笑ってはいけない。これは大真面目な提案だ。
「バカみたいだ、恥ずかしい」
と思うだろうか。それでいいではないか。人間などハナから恥ずかしくてバカな生き物なのだから、何を今更ためらうことがあるだろうか。
真面目な話をすると、毎日「いい日だ!」と言っていると、本当にいい日に思えてくる。自分を自分で洗脳しているからだ。
脳は、聞いた言葉をそのまま吸収してしまう。食べていいものと悪いものの区別がつかない犬のようなものだ。
気分は最悪でも、
「ああ〜なんて気持ちのいい朝なんだ」
と言うと、脳は、「ああ、今気分がいいんだね」と解釈する。実際は最悪な気分でも関係ない。言葉に出したことが事実になってしまうのだ。これを活かさない手はない。
嘘だと思うだろうか。
じゃあ試しに、
「あ〜マジで最悪、しにたい。このまま生きてても何の価値もないわ」
と毎日言ってみよう。これで幸せな気分になれる人がいれば是非お会いしたい。きっとその人は脳のどこかに異常があるだろう。
とにかく、真剣な提案である。騙されたと思って、バカになったつもりでやってほしい。
1週間もすれば「何だかよく分からないけど幸せ」と思えるようになる。
そうなれば人生はこっちのものだ。
最悪、仕事なんてほっぽり出しちまえばいいんだから
仕事なんて本当は、ほっぽり出しちまってもいいのだ。
仕事をしているのは、100%あなたが選んだことだ。本来、仕事なんてしなくても生きていけるのだから。
嘘ではない。
生活保護と言う名の戦後日本が作り上げたかつてないセーフティネットにぽフッと身を委ねていれば死ぬことはない。お金も入ってくる。
「辛い、忙しい、死にたい」と言っていたとしてもあなたが進んで仕事する人生を選びとっているのだ。
なぜなのか?鏡に向かって問いかけてほしい。
仕事をすることが、当たり前などではないのだ。
正直に言おう。あなたが明日から会社に行かなくなっても、会社は潰れない。会社どころか、あなたの部署の仕事も次の週には何事もなかったかのように回っている。
そんなものだ。
そんなもののために、寿命を縮めて思い煩うのはそれこそ「おバカ」だ。
真面目に不真面目。そんなスタンスで働くのが健康で、自然だ。
自分のやりたいようにやればいいのだ。「かくあらねばならぬ!」と必死で頑張っているのは自分だけなのだと気付こう。
自分で自分を檻に閉じ込めて嘆くのはやめよう。
やりたいようにやって、最悪会社なんてやめちまえばいい。
そんなスタンスこそ最強なのだ。