自由になるためには会社に運命を握られていてはいけない
どうも。れすポです。
最近ようやく会社でも仕事らしい仕事をするようになりました。主には書類作成なんですが、結構期限が近づいてるものを「作っといて」ってな感じで投げられるので必然的に忙しくなってきました。
やっと会社員っぽくなってきたなと思っていますが、やっぱりこのまま会社で働き続けるのは自分には無理だろうなとも感じています。今回は、「会社に運命を握られる人間になってしまったら一生自由には生きていけないだろうな」と感じたことについて書いていきます。
会社員なら会社のために働くのが当たり前?ふざけるな
なんだか殺気立った見出しになってしまいましたが、最近会社で働いていて私が感じていることです。正直に言いますと、私は愛社精神なんてものが少しも理解できません。
もともとやりたいことがあって入った会社ではないというのもありますが、会社のために自分を犠牲にするなんて考え方は大嫌いです。絶対にしたくありません。
そこまで本気になって働きたいと思うのは素晴らしいことだと思います。しかし、会社と社員という関係を考えたときに、「会社のために」なんていう考え方には絶対になれないのです。
会社と会社員という関係
会社と会社員の関係というのは、「お金を出して自分の代わりに働いてもらう」会社(社長)と「働いた時間の見返りとしてお金をもらう」会社員という関係です。
この構図を簡単に表すと、以下のようになります。
- お金を払って人に働かせ、時間を得ている社長
- 時間を失う対価として、お金をもらっている社員
言い方は悪いですが、このような関係になっているのは事実です。そして、全く逆の立場だということも分かります。与える者と、与えられる者。そしてその結果得ているものも全く違います。
会社員は自分の持っている時間を労働に充てることで、会社から給料をもらいます。自由な時間を払ってお金を得ています。これに対し、会社(社長)という組織は大きな資金を持っているため、これを使って社員の労働時間を買います。お金を払って時間を得ているのです。
会社はお金を使って人を雇えば雇うほど新たな事業に使える時間が増えて大きくなっていきます。しかし、自分の持つ有限な時間を切り売りしている会社員は、働けば働くほど自由がなくなっていくのです。
社長と会社員が同じというのはありえない
当たり前のようなことを書きました。年収数千万の社長と一社員が同じなわけありませんよね。その通りです。
しかし、同じでないというのは何も権力や年収だけの話ではないのです。
たまに、「社長とも飲み会で気軽に話せるアットホーム()な会社です!」とかいう求人の宣伝文がありますが、それはアットホームなのではなく異常なのです。そして、社長自身は社員に対して全くアットホームさなど感じてはいないでしょう。
なぜなら、生きている次元がまったく違うからです。パラレルワールドです。たとえ社長と同じ会議室で話をしていようとも、まったく生きている世界が違うのです。
なぜそうなるのか、それは社長と社員では根本的な考え方が違うからです。働き方に対する姿勢が違うともいえます。
会社を自分で起こす人は、雇われの身で働くという選択肢は持っていません。そして、もともと自由を求める志向が強い傾向にあります。人に使われるという働き方では自由になどなれないので、自力で稼ぐ力をつけようと考えます。
対して、ほとんどの会社員は雇われて働くのが当たり前だと信じています。上からの指令には逆らいませんし、何よりも会社から評価されることを目標として働いています。
なので、一生自由に生きることもできません。会社が自分の人生を支配していることに気付いていないからです。会社に自分の運命を握られているのです。
自由になるために、自分の運命には自分で責任を持つ
このことに気付いていても、会社を辞めようとは思わない人が大半です。なぜなら、「雇われているほうが楽」だからです。
会社を辞めて独立(独りで立つ)するという事は、すべての責任を自分が持つという事です。会社に勤めている身では、なんだかんだ責任は会社にあると思っているので、楽なのです。ですが、自分が全ての決断を下す立場では、誰に責任をなすりつけることもできません。
その代り、そういう生き方をしている人たちは自分の人生は自分が決めているという確固たる自信と自覚を持っています。そして、働くことを心の底から楽しんでいます。本当にやりたいことだけ仕事にしているからです。
こうなると働いている時間さえ好きなことをやっている時間なわけですから、本当に自由です。でも、事業が失敗したら全て自分の責任、誰も助けてはくれない孤独な立場です。
本来自由とはそれほど重いものなのだと思います。自分の運命に責任を持ち、他人や環境のせいにはしない。それだけの覚悟があるから自由でいられるんだと。
私もまだ若造の青二才ですが、雇われている自分に甘んじず、絶対に自由な生き方を手に入れてやろうと思います。夢のような話かもしれませんが、この気持ちだけはなくさないで生きていこうと思っています。